ポルトガル

概要

はっきり言うと、ポルトガルは弱いです。
まず、戦力となる部隊は二部隊しかいません。そのほかにも色々と、必要な物(榴弾砲、槍騎兵がない、重騎兵、ハサー、まともな騎兵、エリート戦列等)がありません。
コストパフォーマンスもそこまで優れて居ません。そんなだめな子がポルトガルです。そんなポルトガルでも使おうという貴方に、せめてものアドバイスをお送りします。

各兵科説明

散兵
ユニット名兵数射程精度装填弾数近攻突撃近防士気速度射撃方法コストDLC特性
Cazadores9010055651561077?Free Fire770×散兵 軽歩兵 動揺抵抗
Tiradores601257545153137?Free Fire820×散兵 軽歩兵 杭 良スタミナ

ポルトガルの唯一優秀な部門である散兵です。ここには二種類のユニットが所属します。一つはCazadore、100Rangeの散兵で通称傘です。もう一つはTiradores、125Rangeの散兵です。
傘はゲーム中最強の100Range散兵です。射撃能力は人数を考慮しなくても戦列に勝り、場合によってはEliteクラスですら凌駕します。
正面から打ち合ってもロシアFootGuardクラスなら相手にでき、ちゃんと引き撃ちを行えばOldGuardすら楽に蹂躙できます。
ポルトガルの中核をなす、非常に優秀なユニットです。

次はTiradoresです。Tiradoresはゲーム中、二番目に強力な125Rangeユニットですが、その分値段も高くなっております。
また、火力は傘>Tiradoresなので、必然的に傘の出番のほうが多くなります。
ただ、Tiradoresは杭が打てるので、そのために数部隊もって行くのも悪くありません。

戦列
ユニット名兵数射程精度装填弾数近攻突撃近防士気速度射撃方法コストDLC特性
Militia120803525104944?Free Fire440×
Infantry1208045551061087?Free Fire770×F&A 方陣 動揺抵抗
Grenadiers9080504010816109?Free Fire890×擲弾 F&A 方陣 動揺抵抗

ポルトガルのそこそこまともな部門である、戦列です。ここにはMilitia、Infantry、Grenadierがあります。
まず、Militiaですが、まぁ、Militiaかな、と言った感じです(もっとも平均的なMilitiaよりは能力が高く、ロシア戦列相手なら、撃ち合いならほぼ互角なようです)。
Infantryのほうは、イギリスのFootに次ぐ射撃能力を持っていますが、そこまでコストは高くありません。それ以外の能力は平均的(士気7ですけど)な戦列です。
これは非常に優秀なユニットで、傘と共にポルトガルの中核を成します。
Grenadierは平均的なGrenadierより能力は高いとはいえ、依然Grenadierですので、Infantryほど出番はありません。

騎兵
ユニット名兵数射程精度装填弾数近攻突撃近防士気速度射撃方法コストDLC特性
Line Cavalry45000071375?白兵のみ510×◆陣形

一応、唯一の騎兵であるPortugeesCavalryについても話すべきでしょう。
PortugeesCavalryは騎兵としては最低クラスで、他のどの騎兵(ハサーなら場合によっては勝てるレベル)相手にも負けてしまいます。
また速度も遅く、騎兵迎撃の任務もまともにできません。
ただ、安価で突撃の数値は悪くないので連鎖崩壊の火付け役程度の役目ならやれます。また、唯一の騎兵なので、散兵の掃除や追撃は必然的にこの部隊に託されます。

砲兵
ユニット名兵数砲数火力射程精度装填士気速度種類コストDLC特性
6-lber Foot Artillery1842045055303?直射砲630×鈍足
9-lber Foot Artillery1842552045303?直射砲710×鈍足
12-lber Foot Artillery1843060035303?直射砲810×鈍足

最後に砲兵ですが、まぁ可もなく不可もなく、と言ったところです。12-Iberがあるので、砲兵戦で一方的に蹂躙されるといった事はないでしょう。
ただ、榴弾砲がないので榴弾砲を持つある相手には苦戦するでしょうし、騎馬砲兵もないので機動砲戦もできません。
砲兵は対砲兵用と割り切りましょう。

こららの事からいえるのは、ポルトガルは射撃戦ならば非常に強いと言うことです。
ポルトガルを使うさいにはこれが非常に重要となります。どんな場合でも射撃で対応する。これがポルトガルを使う際に重要となります。
白兵戦を挑まれたら逃げ、騎兵突撃は射撃で阻止する。この心がけを忘れないようにしましょう。

編成指南

まず、軍編成の中核として、CazadoreとInfantryを持ってくるのは確定です。後は好みと言っていいでしょう。
1v1の場合、CazadoreとInfantryだけで編成しても良いのですが、騎兵がないのは非常に辛いので、PortugeesCavalryを入れるのも手でしょう。
また、傘は非常に強力なユニットとはいえ、Rangeは100でしかないのでライフルに攻撃されると少しやっかいです。そのためにも、一、二部隊Tiradoresを持っていき、傘を守るのも悪くはありません。
CazadoreとInfantryの配分はルールによりますが、InfantryはCazadoreの数-2程度がまとまりが良い気がします。ただ、ルールによってそれほど多くのCazadoreをもって行く事が出来ないなら、Infantryを代わりに持って行く必要があるでしょう。
2v2、もしくはそれ以上の場合、Infantry&Cazadoreだけでも問題はありません。むしろ、それしかありません。
ただ、友軍に事前連絡し騎兵、Howitzerを多めに持ってきてもらうべきでしょう。特に敵騎兵はポルトガルにとって脅威となるので、槍騎兵系をだいぶ多めに持ってくるようリクエストするのが大事です。

編成例(金額Large)
GeneralStaff*1 PortugeesCavalry*4 Cazadore*7 Tiradores*2 戦列*6

戦術指南

近づけさせるな、撃ち殺せ、されば勝たん。

対ポルトガル指南

ポルトガルの歩兵は非常に手堅いとはいえ、騎兵は脆弱です。となると、そこにつけこむのが上策でしょう。
とはいえ、ポルトガル相手に槍騎兵を多めに持ってくのは得策ではありません。そもそも、槍騎兵の得意相手である騎兵自体がほとんどいません。
よって槍騎兵は多くても2つ程度に留め、軽、重騎兵を中心にすべきでしょう。軽と重の比率は好みですが、ルールで傘が制限されていない場合は軽騎兵多め、逆に制限されている場合ば重多めが良いでしょう。
重騎兵はDragoon以上ならば、ポルトガルでは止まらないので、Dragoonで十分です。もし、ないのであれば銃騎兵でも代用が可能です。

歩兵については散兵はあまりもっていかないほうがいいでしょう。傘相手に撃ち合った場合、確実に蹴散らされます。
ただ、Rifleならば傘相手に有利なので、もって行くならRifle中心にしましょう。ただ、ライフルもそれほど数はいりませんし、なくても別に困りません。

戦列は低性能では簡単に蹴散らされるので、できるだけ高性能の部隊、可能ならエリートにて行きましょう。もしないなら、強化してでも作りましょう。
ポルトガルを相手にする場合、戦列の士気は最低でも7はほしいところです。数はそこまで必要ではありません。

戦術としては、傘を騎兵で蹴散らして、もし可能ならば戦列も蹴散らす。
もし敵が方陣を組むようなら歩兵の射撃に切り替える、といった形の戦術になるでしょう。
ただ、敵もカサドールを騎兵で跳ねようものなら戦列の一斉射を食らうような配置をしていると思われるので、騎兵で蹴散らすのにも工夫が必要です。

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