戦術考察(Napoleon)/オスマン帝国

オスマン帝国 †

概要 †

オスマンの特徴

• 白兵戦において無類の強さを誇る剣士がいること(低コストの剣士も存在)

  ユニット名	兵数	射程	精度	装填	弾数	近攻	突撃	近防	士気	速度	射撃方法	コスト	DLC	特性
  Bashi Bazouks	90	0	0	0	0	9	10	4	6	?	白兵のみ	280	×	散兵 良スタミナ
  Cemaat Janissaries	120	0	0	0	0	13	10	8	7	?	白兵のみ	540	×	動揺抵抗

• Silahtar Guard　槍騎兵なのに11の白兵能力

  ユニット名	兵数	射程	精度	装填	弾数	近攻	突撃	近防	士気	速度	射撃方法	コスト	DLC	特性
  Silahtar Guard	45	0	0	0	0	11	39	14	11	?	白兵のみ	910	×	◆陣形 動揺抵抗 鼓舞 最大4

• 戦列もそこそこ(士気も7)

  ユニット名	兵数	射程	精度	装填	弾数	近攻	突撃	近防	士気	速度	射撃方法	コスト	DLC	特性
  Nizam I Cedit Infantry	120	80	45	50	10	7	11	10	7	?	Free Fire	780	×	F&A 方陣 動揺抵抗

などで、騎兵戦・戦列戦ならば戦いは互角でしょう。ただし、弱点があります。それは散兵の弱さです。
射程125のNizam I Cedit Riflesは精度が60　装填が25と能力が乏しく、射程100のNizam I Cedit Light Infantryは精度40　装填45とプロイセン・イギリス・フランスなどと比べると不利です。
結果的に散兵戦→戦列戦という流れでは勝率は低くなります。

そこで考えた結果、ある戦法を思い出しました。
それはETW時代にあった重騎兵多数による蹂躙作戦です。
もっともETWでは散兵の強さがすさまじかったのでリスクの方が大きかったのですが、NTWではそのリスクは軽減されています。

オスマン帝国では何はともあれSilahtar Guard。とにかくSilahtar Guardの存在が重要です。
かれらを有効に使えばどんな強敵であろうと粉みじんにできます。
オスマンのみに存在する白兵ユニットの存在もまた大きいです。

おすすめ戦術 †

散兵いらない子戦術(ここでは　No Art, Max 5 125/100　ルールをベースに編成しています。)　 †

general staff x1 , Bashi Bazouks x2, Nizam I Cedit Infantry x9 , Siphai Cavalry x3, Silahtar Guard x4

散兵が能力不足ならもう散兵は囮になってもらいましょう。grassy flatland のような平原ではお勧め
騎兵を敵部隊の背後まで回りこませ一旦待機。気を伺います。
次にBashi Bazouks　を先頭にして戦列9部隊が前進。そしてBashi Bazouks を特攻させます。
当然彼らは倍近い散兵に滅多打ちにされますが、戦列は損害軽微のはず。
そして散兵だけを射程に入らせ射撃開始。
流れ弾はすぐ後ろの敵戦列にも当たります。
当然ここまででは非常に不利です。そこで騎兵7部隊の出番です。
騎兵7部隊を1部隊ずつ敵部隊にぶつけます。(将軍を狙うのもあり)
相手が方陣になることも考えて注意して操作してください。
少なくとも方陣にさせればこちらの戦列援護任務は成功しますので方陣を組まれても落ち込まないでください。
ひとしきり騎兵でかく乱していれば相手が崩れだすのであとは丁寧に処理してください。
この戦術は1vs1のrankedgameで非常に有効です。なぜならば向こうはポイントがかかっているため常に堅実な編成にしてくるからです。散兵は必ずMAXまで入れています。
ちなみに著者はこの編成をRankedgame 1vs1 で使用。結果約50戦中　46勝を記録
3日にして☆5から☆8へ上り詰めました。(34000〜現在55000)

散兵がMAX6&戦列が多い＝騎兵が少ないためこちらの騎兵7部隊のかく乱行動が容易
散兵がMAX6&騎兵が多い＝一番やりやすい。騎兵はこちらの騎兵にフルボッコ。散兵は戦列でフルボッコ
散兵が少なく,戦列が多い,騎兵が多い＝一番戦いづらい。ただRankedgameではほとんどいないためデータ不足。アドバイス不可orz

※弱点：戦列・騎兵重視なため、相手が騎兵進行ルート上に杭・戦列をおいてくるとかなり不利。
幸い現在主流の no art max 6 125/100 の場合では6つの杭では全方位設置は無理なのでそこまでではありません。
敵騎兵に対してはおそらく射撃援護がなければ勝てるはず・・・。ｗ
ちなみBashi Bazouksはすぐに敗走していきますが、しばらくすると士気回復して戦線に戻ってこれます。

※言葉では説明するのに限界があると思うのでリプレイデータベースβにリプレイを3本あげておきました。(全てGrassy flatland 1vs1 no art max 6 125/100　　rankedgameにて)

• 参考リプレイ その1 その2 その3

*堅実編成 †

genneral staff x1 , Nizam I Cedit Light Infantry x4 , Nizam I Cedit Rifles x1 ,
Nizam I Cedit Infantry x6 , Silahtar Guard x4 , Mounted Nizam I Cedit x2

上記の散兵いらない子戦術をした場合、同一人物とやったときに対策をされてしまいます。その際にこの戦術をお勧めします。いたって堅実。バランス編成です。

**白兵戦術「銃？何それ市民用？」 †

general staff x1 , Peasant Levy x3 , Cemaat Janissaries x9 , Silahtar Guard x4 , Siphai Cavalry x2 (それぞれ強化)

上記2つが一般的ですが、オスマンだけしか使えない編成となるとそれは白兵編成
Cemaat Janissariesの操作がうまくいけば虐殺ができます。

*まとめ　 †

オスマンは確かにイギリス・プロイセンなどと比べると見劣りはします。
しかし、オスマンは何種類もの強力な戦術を柔軟に行え、しかもそれを好きなときに選べます。
相手プレイヤーは苦悩に満ちるでしょう。「オスマンかぁ・・・。白兵か堅実か特攻か・・・。」と戦う前、編成時からイニシアチブがとれます。

弱点 †

最上記の戦術を他の国で試したところ、フランスが天敵だということが分かりました。
フランスのランサーは足が早いのでヒット＆アウェイされてしまいます。
頼みの戦列も相手がエリート戦列主体では厳しくオスマンの数少ない天敵です。
フランスには要注意！!

通常ランサーであれば勝率は高いですが、エリート槍騎兵は敗率が高いようです。
Deli horseman を　shipahi　に変えた場合も苦戦するでしょう。

コメント †