[[戦術考察(Napoleon)]]
*騎兵の自軍轢き殺しに関する覚書 [#g06a11ce]

騎兵の自軍轢き殺しに関する覚書

騎兵の自軍轢き殺しはあまり目にする事の少ない事例である。

これらが起きる状況というのはきわめて簡単で、基本一つの条件しかなく、それは
・騎兵がChargeSpeedにて行軍中である。
-騎兵がCharge Speedにて行軍中である。

という条件だけである。
ついでにChargeMotionというのは騎兵の行軍形態の一つで、敵部隊に突撃するとき使われる。
これの簡単な見分け方は騎兵がChargeMotionに入っているかで見分けられる。
つまり、サーベル騎兵なら剣を高く上げ、槍騎兵なら槍を敵に向けている状態なら、その騎兵はChargeSpeedにて動いている、ということになる。
ついでにCharge Motionというのは騎兵の行軍形態の一つで、敵部隊に突撃するとき使われる。
これの簡単な見分け方は騎兵がCharge Motionに入っているかで見分けられる。
つまり、サーベル騎兵なら剣を高く上げ、槍騎兵なら槍を敵に向けている状態なら、その騎兵はCharge Speedにて動いている、ということになる。
それの設定は敵より40ヤードの距離にて開始、となっている。
つまり、40ヤードより離れた位置に歩兵がいれば安全、というわけだ。

しかし、事態はそこまで簡単ではない。実際のところ、40ヤード以上歩兵が離れていても轢き殺しは発生する。
たとえば、騎兵の縦列が長い場合。
ChargeMotionは部隊で最も先端の部隊が40ヤードの距離に入った時点で始まり、後方の騎兵の位置は関係しない。これは、後方の騎兵が歩兵と未だ接触している可能性があることを示唆する。
Charge Motionは部隊で最も先端の部隊が40ヤードの距離に入った時点で始まり、後方の騎兵の位置は関係しない。これは、後方の騎兵が歩兵と未だ接触している可能性があることを示唆する。
たとえば、敵より60ヤードの距離に歩兵がいても、騎兵の縦列が20ヤード以上あれば十分に危険というわけだ。

次に、歩兵の引きずりの可能性がある。
歩き、もしくは騎兵が約歩兵にぶつかると通常、歩兵はその騎兵の進路から出ようと移動する。
しかし、騎兵が数部隊での密集陣形を取っている場合、歩兵が騎兵の進路から脱出する穴がない場合がある。
そのような状況が起これば歩兵は進路を出ようとしながらずるずる騎兵に押され元々居た位置から騎兵の進路方向へ「引きずられる」事になる。
このバグ自体は研究すれば歩兵の高速移動に使えそうな雰囲気はあるものの、轢き殺しについて考えるとこのバグは曲者である。
つまりは、歩兵を40ヤード以内に引きずる可能性があるのだ。

また、逆に騎兵の引きずりの可能性もある。
これは歩兵と逆のパターンで歩兵の密集陣形に騎兵が突入して、騎兵が穴を見つけられなかった場合、立ち往生する、ということである。
この場合、その騎兵は40ヤードより遥か後方にてChargeSpeedになる事になり、しかも歩兵の密集地帯で轢き殺す事になるのだ。
この場合、その騎兵は40ヤードより遥か後方にてCharge Speedになる事になり、しかも歩兵の密集地帯で轢き殺す事になるのだ。
ただ、騎兵はともかく、歩兵を密集して運用する、というのはオスマンの白兵歩兵でもない限りほとんどない事で、あまり、この事例は考慮する必要はない。
それと歩兵引きずりの一環で、いくつかの歩兵が騎兵を引きずる形になる事も度々あるが、それでも歩兵引きずりのダメージに比べ、軽微であるため、考慮する必要はない。

これらの事を踏まえ、自軍の歩兵轢き殺しを回避するためには、以下の対策が有効だと思われる。
・歩兵を敵に近づけすぎない
・騎兵の縦列をあまり長くしない
・騎兵を密集させない
・歩兵を密集させない
-歩兵を敵に近づけすぎない
-騎兵の縦列をあまり長くしない
-騎兵を密集させない
-歩兵を密集させない

そして
・そもそも騎兵を味方歩兵の後ろから突撃させない

-そもそも騎兵を味方歩兵の後ろから突撃させない

ついでに、騎兵による味方歩兵の轢き殺しという行為は戦史上、中々ありふれた事例であった。
フランス軍はクレシーの戦いにて自軍のクロスボウ部隊に突撃しながらイギリス軍陣地に突撃し、太陽王指揮下のブルゴーニュ騎兵は自軍の散兵陣を跳ねながら突撃した。
第七次十字軍にて十字軍騎士は自身の槍の高ぶりを抑えきれず、弓兵が依然戦闘中であるのを気にせず突撃したし、ミトリダスの戦車は時々自身の戦列を乱し、カルタゴの象兵はよく自身の隊列へと突撃した。
だからポルトガルがカサドールを跳ねようと問題はないのだ。後、ついでにポルトガルにハサー竜騎兵槍騎兵エリート槍連絡将校騎兵ください。
え、連絡将校以外どれもイギリスからの貸しものだって?イギリスにKGLが居て、フランスにスイス・ポーランド部隊いるんだから問題ないでしょ。
あ、別に戦列の士気+1でもいいですけど。後、エリートマジプリーズ。